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SNEAKERWOLF "L(I)FE"

MAR 09 - 31, 2024

この度、i GALLERY OSAKAでは、Sneakerwolfの個展「L(I)FE」を開催致します。

大阪では初の個展となります。

 

Sneakerwolfの作品は、日本の独自性を際立たせ、特にその「Kanji-Graphy/カンジグラフィ」シリーズは、江戸文字の美意識と西洋の影響を見事に融合させた、独自の芸術的言語を提示しています。このコレクションは、江戸時代の文化的遺産を現代の視点から再構築し、グラフィティアートやポップアートの手法を通じて、新たな美的体験を提供しています。また、彼は、ジェンダーや言語、物質といった概念の固定化や先入観から解放されたアプローチを追求しており、社会に存在する抽象的な障壁や心理的な障壁を打ち破ることを志向しています。

 

今回のテーマ、「L(I)FE」は、言葉の錯綜から得た深遠なる洞察に基づくものです。「I(アイ)」の存在しない領域に潜む深層心理や、「愛」の虚空を探求し、鑑賞者の心に深く訴えかける作品の展示になっております。また、弊廊、i GALLERY OSAKAにおける「i」は、個体のアイデンティティや存在意義を象徴し、今回、彼が模索する個々の複雑な内面を浮き彫りにした「アイ」に通ずるものを感じております。大阪は古来から日本の文化と経済の中心地の一つとして栄え、その独自の文化や芸術シーンが育まれてきました。同時に、江戸文字は日本の歴史や文化の一部であり、大阪との関わりも深く、この展示を通してそのつながりもより身近に感じていただけるかと思います。

 

異なる文化や視点が交わるSneakewolfの ”遊び” を心ゆくまでご堪能ください。

本展のテーマは、L(I)FEです。

僕が作るLIFE のアートワークは、”I”がありません。"I(私)またはI(愛)がない"、つまり、”I”がないと生活にならないという言葉遊びになっています。これは僕自身が世の中に I がないなぁと感じることが多くなったことに由来しています。この作品を通して、皆んなの心のスイッチを押すきっかけになることを願って作ったアートワークです。

このアートワークLIFEをメインに、複数のキャンバスを組み合わせたCombined canvasや、僕が考案した新しい描画方法Particle paintingによる新作を製作しました。」 -  Sneakerwolf

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